共創をどう成立させるか|運営と収益のリアル
Q6|“共創”をオペレーションに落とすということ
— コンセプトとしての共創は理解できますが、それを現場で実現するのは難しいのではないでしょうか。
A|おっしゃる通りで、ここが一番難しい部分です。
ホテルという業態は、長年の運営の中で一定の型が確立されていて、「こうあるべき」という常識が強い。一方で、我々がやろうとしているのは、その常識を一度壊すことです。
だから現場ではかなり時間をかけて共有をします。「このホテルはこういう考え方でやる」という前提を、全員で理解する時間を取る。
特に既存ホテルのリブランドの場合、前日までビジネスホテルだったものが、...
日本でライフスタイルホテルは定着するのか。 — THE KNOTが示す、共に創るという構造【後編】
ブランドは思想だけでは成立しない。
それを現場に落とし込み、収益として成立させる仕組みが必要になる。
「THE KNOT」では、レストランスタッフがチェックインを担うなど、従来のホテルの常識を覆すオペレーションが導入されている。そこには、機能を分離するのではなく、あえて重ねることで体験を生み出すという設計思想がある。
なぜこのモデルは成立するのか。そして、なぜ他社には再現が難しいのか。
共創という概念を、事業として成立させるための構造に迫る。