ホテルデータファイル 一般社団法人全日本ホテル連盟

全日本ホテル連盟、2026年4月客室利用率の速報値発表

 一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は511日、会員ホテルの20264月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は234軒の協力ホテルのうち114軒、調査結果は速報値となる。
 同調査によると20264月の全国平均は79.1%、前年同月83.6%と4.5ポイント減の結果となった。

 4月も前年対比では全国的に前年割れとなった。マイナスの要因として中東情勢の影響により欧州からのインバウンド需要が全国的に減少したことに加え、昨年からの中国政府の訪日自粛政策の継続が主に挙げられる。
 関西地区では前年の万博開催による特需の反動減が見られ、合わせてADRの低下も顕著に表れたとのこと。また、甲信越地域および東北地域においては桜の開花による需要増加があった一方で、そのタイミングで発生した地震に伴うキャンセルが相次ぎ、稼働に影響を及ぼしたという。
 一方でプラス要素としては新入社員研修による団体宿泊需要の取り込みに連なる報告が全国的に多く、人気グループ歌手のコンサート開催も大いに集客に影響。関西では韓国からのゴルフ目的のインバウンドが増加傾向にあると担当者は述べる。

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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp

HOTERES編集部

編集部

ホテル専門メディア『HOTERES』の編集チーム。創刊60年の専門誌「月刊HOTERES」と「HOTERES Digital」を横断し、経営、開発、投資、ブランド戦略、運営、食、人材といったテーマを軸に、取材および調査・分析を行っている。業界をリードする経営者やトップマネジメント、事業者・運営会社・投資主体への取材に加え、日本国内のホテル新規開業動向、ホテルチェーン一覧、売上高ランキングなどのデータ収集・整理を継続的に実施。マーケット・リサーチの視点も取り入れながら、ホテルを取り巻くビジネスの構造や意思決定の変化を多角的に提示している。