ホテルデータファイル 一般社団法人全日本ホテル連盟

全日本ホテル連盟、2025年12月客室利用率の速報値発表

 一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は1月13日、会員ホテルの2025年12月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は235軒の協力ホテルのうち105軒、調査結果は速報値となる。
 同調査によると2025年12月の全国平均は77.7%、前年同月79.6%と1.9ポイント減の結果となった。

 12月速報値の全国平均は前年実績を下回り、北陸・近畿エリア以外は軒並み前年割れに。マイナスの要因として、昨年末は例年以上に早い時期からインフルエンザが流行し、直前キャンセルが相次いだこと、クリスマスの曜日並びが平日のみでカップル需要が減少したことなどが挙げられた。
 中国政府の訪日自粛政策による団体の中国人インバウンドの減少により、エリア全体の集客が薄まり価格競争に発展。結果、宿泊客の奪い合いとなり、稼働の低下を招くことになったとのこと。半面、台湾や香港からのインバウンドが増加傾向にあると担当者は述べる。

―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp

HOTERES編集部

編集部

ホテル専門メディア『HOTERES』の編集チーム。創刊60年の専門誌「月刊HOTERES」と「HOTERES Digital」を横断し、経営、開発、投資、ブランド戦略、運営、食、人材といったテーマを軸に、取材および調査・分析を行っている。業界をリードする経営者やトップマネジメント、事業者・運営会社・投資主体への取材に加え、日本国内のホテル新規開業動向、ホテルチェーン一覧、売上高ランキングなどのデータ収集・整理を継続的に実施。マーケット・リサーチの視点も取り入れながら、ホテルを取り巻くビジネスの構造や意思決定の変化を多角的に提示している。