NTTアドバンステクノロジ 「globejoy(グローブジョイ)」対面版提供開始

NTTアドバンステクノロジ、多言語リアルタイムコミュニケーションアシスタント「globejoy(グローブジョイ)」の対面版を提供開始

 NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、2025年9月、ホテルや観光施設など、“その場で外国人と話す”現場に特化した多言語リアルタイムコミュニケーションアシスタント「globejoy®」の対面版の提供を開始した。

 本サービスは、ゲストとスタッフが言語を選ぶだけで即時に翻訳対話を開始できる。アプリのインストールは不要、Webブラウザ上で動作するため、iPadなど既存端末で容易に導入できる点が強みだ。透明ディスプレイやプロジェクター投影にも対応し、ゲストとスタッフが互いの表情を見ながら自然な会話を続けられる。さらに、NTTグループ開発の高指向性小型マイクロフォンと組み合わせることで、よりクリアにゲストとのコミュニケーションをとることができる。

プロジェクターに投影することで円滑なコミュニケーションを実現へプロジェクターに投影することで円滑なコミュニケーションを実現へ

 対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、フランス語、スペイン語など20言語に及ぶ。音声入力から文字起こし、翻訳までを双方向で処理し、宿泊業に特化した語彙を学習することで誤訳を抑える。また、クラウド上で翻訳履歴を管理できるほか、頻出フレーズの分析や教育資料の作成にも活用可能だ。アライアンス戦略室・グローバルビジネス部門・グローバルソリューションプロデュース担当・担当課長の斎藤氏は次のように語る。「大きな特長の一つとして学習機能があります。例えば、日本の文化圏にはあって海外にはない言葉があるかと思いますが、そうした言葉を覚えさせることで、発話された音をしっかりと文字として認識できる機能が備わっています」。

開始画面で希望する言語を選ぶとサービスを即座に利用できる開始画面で希望する言語を選ぶとサービスを即座に利用できる

翻訳したい言語がリアルタイムで表示され、コミュニケーション促進につながる翻訳したい言語がリアルタイムで表示され、コミュニケーション促進につながる

「globejoy」の導入により、スタッフの語学スキルに左右されない安定した接客が実現し、繁忙期や夜間対応時の負担軽減も期待できる。導入コストも抑えられることから、ホテル運営の効率化と顧客満足度の両立を支援する。また、ディスプレイやプロジェクターなどの映し方を選べるため、ホテルのデザインに合わせた設置も可能だ。NTT-ATでは、今後ホテル業界における人手不足対策やDX化の基盤として本サービスを拡充していく方針。

※「globejoy」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

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HOTERES編集部

編集部

ホテル専門メディア『HOTERES』の編集チーム。創刊60年の専門誌「月刊HOTERES」と「HOTERES Digital」を横断し、経営、開発、投資、ブランド戦略、運営、食、人材といったテーマを軸に、取材および調査・分析を行っている。業界をリードする経営者やトップマネジメント、事業者・運営会社・投資主体への取材に加え、日本国内のホテル新規開業動向、ホテルチェーン一覧、売上高ランキングなどのデータ収集・整理を継続的に実施。マーケット・リサーチの視点も取り入れながら、ホテルを取り巻くビジネスの構造や意思決定の変化を多角的に提示している。