
アルピコホテルズ株式会社 代表取締役社長の深澤 洋充氏
アルピコホテルズ株式会社は7月23日、グループホテルのホテルブエナビスタ(長野県松本市)にて「合同パートナー会2026」を開催した。
同会はグループホテルのホテルブエナビスタ、アルピコプラザホテル、エースイン松本、信州松本 美ヶ原温泉 翔峰、上高地ルミエスタホテル、信州上諏訪温泉 諏訪別邸 朱白の6つの宿泊施設と連携するパートナー企業を対象に、連携・協力関係の強化を目的に年1回の頻度で開催する懇親会であり、同社が新設された2022年から実施。
冒頭は2階宴会場・メディアーノにて事業方針説明会を実施し、同社代表取締役社長の深澤 洋充氏より「昨年度は過去最高の営業利益、経常利益を計上しました。一方、2026年度は中東危機の状況からスタートしましたが、当社としては第一四半期においてそのダメージを最小限に抑えることができました。
今後に向けていくつかのリスクシナリオは用意していますが、今後も変わらぬ姿勢としまして第1にブランド力の向上として既存6施設の魅力を引き上げ、旅行者の方々に真っ先に選んでいただけるよう磨き上げていきます。第2は先日、白馬地区におけるM&Aおよび不動産プロジェクトを発表しましたが、アルピコホテルズの仲間を一つ一つ増やしていくことを愚直に取り組んでまいります」と挨拶。

アルピコホテルズ株式会社 専務取締役の重山 敬太郎氏
続いて、専務取締役の重山 敬太郎氏より近年の業績の概況や中期経営計画について発表。同社を含むグループ全体の観光部門の昨年度営業収益は前期比6億4900万円増の127億1100万円、営業利益は同1億2800万円増の6億2700万円で着地。
2028年に向けたビジョンとして信州No.1のホテルグループとなるべく「『世界に誇る山岳リゾート信州』の価値創造企業」を掲げ、バリューの面では「常に創造性と意欲を持ち、失敗を恐れずに新たなことにチャレンジする人財集団」および「努力した人が適正に評価され報われる風通しの良い組織、コンプライアンス遵守組織」とした。
今年度の経営テーマにおいては「マーケットを打ち破る成長へのファーストステージ」とし、組織力の強化に重きをおく姿勢。現在のスタッフを大切にしていくことが重要と捉え、生きがい・やりがい・働きがいからなる「3“がい”」を追求し、組織力強化の重要性や意識改革の秘けつについて述べた。
同社では近年、組織力強化につなげるべく、サービスクオリティ向上を目指したホスピタリティチームの立ち上げ、おもてなし用語を追求したマジックワードの活用、投票箱を通じてスタッフ同士がお互いの活躍をたたえ合う表彰制度といった取り組みも手掛けている。
事業方針説明会後は3階宴会場・グランデにて懇親会に移行。約200名の参加者が集う中、オープニングセッションでは同社ダンスチームによるダンスを披露。懇親会中に行われた数多くの催しに関し、演出を含めてすべてがホテルスタッフ自ら手掛けたもので、その手作り感をおもてなしとして表現。そのほかグループの中核をなす6施設のGMの紹介も行われ、参加者らは提供されたブッフェメニューに舌鼓を打ち合った。

ダンスチームによるダンスを披露

グループ6施設のGMも登壇
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp