
一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は9月10日、会員ホテルの2026年8月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は240軒の協力ホテルのうち120軒、調査結果は速報値となる。
同調査によると2026年8月の全国平均は79.6%、前年同月83.4%と3.8ポイント減の結果となった。
当月は全国すべてのエリアで前年月を下回ることとなった。イベント・夏休み需要が牽引しレジャー領域は大きく賑わいを見せた一方、お盆休みの長期化に伴うビジネス需要の停滞、記録的猛暑や地域的要因が影響し、エリアによって明暗が分かれた。
近畿地区では前年の万博開催による特需の反動に対し、インターハイや甲子園開催などのプラス要素もあったが前年に届かず。県別では青森・岩手・福島とねぶた祭をはじめとする各地の伝統祭りが盛況となり、観光需要を押し上げて前年プラスとなったが東北全体では前年割れ。
東京都では多くのホテルでインバウンド需要の減少となるものの、大型イベント・フェスの集客で若干のプラス。九州エリアでは熊本地震発生により、一部で旅行需要や宿泊予約に影響を及ぼし大幅なマイナスになったと担当者は述べる。

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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp