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レティシア・エルマレ(Laetitia Elmaleh)氏
キンプトン サントノレ パリ 兼 ホテルインディゴ パリ クラスタージェネラルマネージャー
ラグジュアリーホスピタリティおよびガストロノミー分野で20年以上の経験を持つホスピタリティリーダー。ヴァテル・インスティテュート卒業後、ESGでマーケティング修士号を取得し、「オテル・デュ・ルーヴル」などパリの名門ホテルでキャリアをスタート。その後、セールス&マーケティング責任者やアラン・デュカス料理学校ディレクターを歴任し、5つ星ホテルの運営・開業にも携わった。2021年よりキンプトン サントノレ パリ総支配人。...
ホテルは街とどうつながるべきか。 Kimpton St Honoré Paris が描くライフスタイルの価値【前編】
パリには、パラスホテルやグランドホテルと呼ばれる世界有数の名門ホテルが数多く存在する。その多くが歴史や格式、伝統的なサービスを価値として磨き上げてきた。一方で、同じパリの中心地にありながら、異なるアプローチで存在感を高めているホテルがある。1917年に建設された旧百貨店「Samaritaine de Luxe(サマリテーヌ・ド・リュクス)」を再生したKimpton St Honoré Paris(キンプトン サントノレ パリ by IHG)だ。歴史建築を活用しながらも、その価値は建築そのものにとどまらない。レストランやバー、音楽やイベント、そして街に開かれた空間を通じて、宿泊者だけでなくローカルゲストも自然に集う“都市のリビングルーム”のような存在を目指している。近年、世界のホテル市場では「ライフスタイルホテル」というカテゴリーが存在感を高めている。しかし、その本質はデザインやトレンドだけではない。ホテルが街とどう関わり、人々とどのような関係性を築くのか。その思想や価値観そのものが問われている。では、キンプトンはパリという都市とどのように向き合い、どのような体験価値を提供しているのか。今回は、キンプトン サントノレ パリ総支配人レティシア・エルマレ氏に、ブランドの思想、街との関係性、そしてライフスタイルホテルの可能性について話を聞いた。