「からくさホテル」戦略的ホテル事業参入から10 年

【㈱ザイマックスインターナショナル】日本の新市場を切り拓き、高収益体制を実現。いまこそ、海外を見据えた次なるステージへ

2000 年にリクルートからの従業員参加型MBO により分社独立したザイマックスグループ。同社は、ビル管理や修繕等の「不動産マネジメント事業」と、売買仲介やコンサルティング等の「不動産ソリューション事業」を統合した「総合不動産サービス」を広く展開し、あまねく企業の不動産部たる存在を目指してきた。このサービスを起点として、顧客や不動産との接点を幅広く持ち、そこからさまざまな社会課題を解決する事業創造の機会を生み出してきた同グループ。その大きな挑戦の一つとして結実したのがホテル事業、つまり「からくさホテル」である。2013 年のインバウンド1,000 万人突破と東京五輪決定を契機に、訪日外客数の爆発的な増加を見越して始動。2016 年の事業開始から、今年でちょうど10 年という節目の年を迎えている。
聞き手・本誌:太田進構成、本誌:森下智美 撮影:中島聡美、合田真二 私たちがホテル事業を構想した2015年は、東京五輪(2020年)で訪日外客数2,000万人を目標に掲げているころでした。そのような背景から今後宿泊需要が高まること、特に訪日外客数が爆発的に増加することが見込まれるにもかかわらず、当時の日本のホテルは大別するとビジネスホテルか高単価のシティホテルのみ。観光客向けかつ外国人向けのホテルは極めて少なかった。つまり、これから増加するであろう需要とそれに対する供給との間には大きな乖離があったというわけです。 それでは「外国人観光客向け宿泊特化型ホテル」を我々が作ろうということで挑戦に踏み...
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HOTERES編集部

編集部

ホテル専門メディア『HOTERES』の編集チーム。創刊60年の専門誌「月刊HOTERES」と「HOTERES Digital」を横断し、経営、開発、投資、ブランド戦略、運営、食、人材といったテーマを軸に、取材および調査・分析を行っている。業界をリードする経営者やトップマネジメント、事業者・運営会社・投資主体への取材に加え、日本国内のホテル新規開業動向、ホテルチェーン一覧、売上高ランキングなどのデータ収集・整理を継続的に実施。マーケット・リサーチの視点も取り入れながら、ホテルを取り巻くビジネスの構造や意思決定の変化を多角的に提示している。