アルムンド代表・今野有子氏がその本質に迫る

【新連載② カバとバルセロナ】クワイエット・ラグジュアリー ~ 控えめに、上質なワインを愉しむ暮らし

コロナ後の2023年頃から注目されはじめた新トレンド「クワイエット・ラグジュアリー」は、まさに“他人の目ではなく、自分のための贅沢”を叶える価値観を軸にしたスタイルです。言葉にしなくとも心の静けさは、日々の暮らしに“余白”と“豊かさ”をもたらします。まさに「ワイン」そのものではないでしょうか。HOTERES DIGITALでは、世界中を旅しながらワインビジネスの最前線に17年間身を置き、現在は米国シリコンバレーを拠点とする株式会社アルムンド代表取締役の今野有子氏による連載を8月から開始します。今回は連載の第2回目。バルセロナ編です。グラスを片手にフラットな視点でお楽しみください。
 ボルドーでワインとフランス語を学んでいた私は、ワインの最高学府と称されるボルドー大学の醸造学部に進学するべきか迷っていた。ワイン業界で生きていくなら王道だ。でも、それが本当に自分のやりたいことなのだろうか? ボルドーでワイン勉強をして専門家になるという、他者に納得してもらいやすい物語に乗っかろうとしているだけなのではないか? 私の心の中にはいつも、どうしてもフランスと比べてしまう、もう一つの風景があった。スペイン。大学時代に初めて行った、その瞬間から恋に落ちた国。 フランス移住を決心するために、私はもう一度スペインにいく必要があった。ボルドー駅まで友人の車で送ってもらい、私はバルセロナ行き...
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HOTERES編集部

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ホテル専門メディア『HOTERES』の編集チーム。創刊60年の専門誌「月刊HOTERES」と「HOTERES Digital」を横断し、経営、開発、投資、ブランド戦略、運営、食、人材といったテーマを軸に、取材および調査・分析を行っている。業界をリードする経営者やトップマネジメント、事業者・運営会社・投資主体への取材に加え、日本国内のホテル新規開業動向、ホテルチェーン一覧、売上高ランキングなどのデータ収集・整理を継続的に実施。マーケット・リサーチの視点も取り入れながら、ホテルを取り巻くビジネスの構造や意思決定の変化を多角的に提示している。
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