暮らしの拠点づくり

なぜ無印良品は、宿泊事業に取り組むのか。 MUJI BASEが描く「もうひとつの暮らし」

観光や移住、関係人口の創出など、地域との関わり方が多様化するなかで、企業に求められる役割も変わりつつある。良品計画はこれまで、全国各地の店舗を地域のコミュニティセンターとして位置付け、移動販売や空き家活用、自治体との連携などを通じて、地域の暮らしを支えるさまざまな取り組みを進めてきた。その延長線上にあるのが、宿泊事業「MUJI BASE」だ。同社は、なぜ今、宿泊という領域に取り組むのか。そして、宿泊を通じて地域や人々の暮らしとどのような関係を築こうとしているのか。今回、良品計画 ソーシャルグッド事業部「遊」創事業部 部長の廣川剛史氏に、MUJI BASEが目指す価値と、その先に描く「もうひとつの暮らし」について話を聞いた。
  廣川 剛史(Hirokawa Takeshi)氏㈱良品計画 ソーシャルグッド事業部「遊」創事業部 部長2009年よりマーケティング企画・販促計画、2015年より宿泊施設の企画開発や地域・都市開発のブランディング、クリエイティブディレクションに従事。2022年に良品計画へ入社後、宿泊事業責任者として「MUJI STAY」を立ち上げ、銀座・北京・深センの「MUJI HOTEL」の運営に加え、「MUJI BASE」「MUJI room」など新たな宿泊モデルを開発。地域資源を生かした施設開発、既存施設の収益改善、ブランド体験の設計を推進し、良品計画らしい宿泊事業の拡大と事業基盤づくりを担う。...
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武田雅樹(Takeda Masaki)

武田雅樹(Takeda Masaki)

㈱オータパブリケイションズ 執行役員 ブランドメディア統括/Chief Brand & Editorial Officer。

ホテル開発、ブランド戦略、デザイン、トレンドなどを横断的に取材・分析し、事業・開発・運営をつなぐ視点を強みに活動。ホテルを「事業」と「体験」の両面から再解釈し、その価値や可能性を多角的に読み解く。また、都市や地域のなかでホテルが果たす役割や意味に注目し、国内外での取材・視察を通じて、観光・まちづくり・コミュニティとの関係性を問い続けている。メディアを単なる情報発信の手段ではなく、人と人、思想と実装を接続する“場”として設計し、業界を横断する対話と共創の機会を創出。HOTERES Digitalでは、ホテルの「いま」と「裏側」を掘り下げながら、現場のリアリティとグローバル潮流をつなぐ編集・発信を行なっている。