共創の未来

価値は、関係の中で生まれる — HOTEL THE MITSUI KYOTO×POLAが示した体験のつくりかた

今回、HOTEL THE MITSUI KYOTOとポーラは、共同企画「THE B.A Winter Ritual at Kyoto Nijo Onsen」を実施した。同ホテルが有する温泉施設「京都二条温泉」とポーラの最高峰ブランド「B.A」を掛け合わせ、“五感で体験する美”をテーマに設計された本企画は、温泉体験にとどまらず、スキンケア、香り、音楽、さらにはスイーツまでを含めて一体的に構成された、期間限定の特別プログラムである。単なるプロダクトの導入ではなく、ブランドの世界観を空間や時間の中でどのように体験として成立させるかに踏み込んだ点に特徴がある。そしてその背景には、ホテルとパートナー企業の関係性そのものが、体験価値を左右するという視点があった。本稿では、本プロジェクトを推進したHOTEL THE MITSUI KYOTO コミュニケーションマネージャー 峯健氏と、㈱ポーラ BtoB事業部 藤田唯子氏への取材を通じて、その背景とプロセスをひもとく。 ポートレート写真:合田慎二
HOTEL THE MITSUI KYOTOコミュニケーションマネージャー 峯 健氏一般企業を経てホテルでのキャリアをスタート。ANAクラウンプラザホテル大阪にてマーケティング職に従事し、その後「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都」や「THE THOUSAND KYOTO」の開業に携わる。2020年、HOTEL THE MITSUI KYOTOの開業に伴い、アシスタントコミュニケーションマネージャーとして着任。2023年より現職のコミュニケーションマネージャーを務める。 ㈱ポーラ BtoB事業部 藤田 唯子氏2012年大学卒業後、㈱ポーラに入社。toC事業の美容トレーナー・店舗コン...
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武田雅樹(Takeda Masaki)

武田雅樹(Takeda Masaki)

㈱オータパブリケイションズ 執行役員 ブランドメディア統括/Chief Brand & Editorial Officer。

ホテル開発、ブランド戦略、デザイン、トレンドなどを横断的に取材・分析し、事業・開発・運営をつなぐ視点を強みに活動。ホテルを「事業」と「体験」の両面から再解釈し、その価値や可能性を多角的に読み解く。また、都市や地域のなかでホテルが果たす役割や意味に注目し、国内外での取材・視察を通じて、観光・まちづくり・コミュニティとの関係性を問い続けている。メディアを単なる情報発信の手段ではなく、人と人、思想と実装を接続する“場”として設計し、業界を横断する対話と共創の機会を創出。HOTERES Digitalでは、ホテルの「いま」と「裏側」を掘り下げながら、現場のリアリティとグローバル潮流をつなぐ編集・発信を行なっている。