
小誌・月刊ホテレス独自調査「全国ホテル客室稼働率」の2026年7月結果がこのほどまとまった。今回、全国81ホテルの平均客室稼働率は78.1%(前年同月76.9%)、ADRは15,056円(同15,192円、0.9ポイント減)、RevPARは11,759円(同11,683円、0.7ポイント増)となった。
当月の訪日外客数は前年同月比0.1%増の344万人と7月度として過去最高を記録し、ADRは大阪・関西万博の反動減で前年割れながらも、RevPARはプラスで着地した。本調査区分の内、7エリアでADRが伸長し、稼働率は9エリアにて増加した。
各ホテルからは「国内OTAが減少した分を海外OTAでカバーしているのが直近の傾向」、「コンサートやお祭りのイベント日は高単価で販売」、「団体、レジャーの利用よりビジネス利用が多かったためADRが低下」などのコメントが寄せられた。
〈用語解説〉
●OCC(Occupancy Ratio):客室稼働率
●ADR(Average Daily Rate):1日1室当たりの客室平均単価
●RevPAR(Revenue Per Available Room):1日1室当たりの客室売上高
※RevPARは客室販売における最重要指標、RevPAR=OCC×ADRで算出
(例:客室稼働率50%×ADR 20,000円=RevPAR 10,000円)
〈調査区分〉
北海道、東北、北関東、東京フルサービス型、東京宿泊主体型、南関東、甲信越・北陸、東海、近畿(京都・大阪含む)、京都、大阪、中四国、九州、沖縄の全14エリア
〈算出条件〉
●今回の数値は小誌・稼働率調査において「該当月および前年同月」の「客室稼働率およびADR」の計4項目すべて回答のあるホテルのみを用いて算出。そのため、開業1年未満のホテル、前年同月に休館したホテルなどは含まれず。
〈備考〉
小誌「月刊ホテレス」2026年10月号では連載「全国都市別ホテル客室稼働率」にて、26年7月の速報値(計134ホテルの都市別平均値)を掲載。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp