
小誌・月刊ホテレス独自調査「全国ホテル客室稼働率」の2026年6月結果がこのほどまとまった。今回、全国81ホテルの平均客室稼働率は74.3%(前年同月75.0%)、ADRは13,177円(同13,758円、4.2ポイント減)、RevPARは9,791円(同10,319円、5.1ポイント減)となった。
先月に引き続き、昨年の特需であった大阪・関西万博の反動減が全国平均に大きく影響を及ぼしているものの、大阪エリアを除くRevPARの全国平均は0.3ポイント増と、昨年と同水準で着地した。
各ホテルからは「中国募集ツアーが年内は難しく、他国で埋め合せできず。先行で積み上げができておらず直近でレート下げて販売したことによりADRが減少」、「閑散日の低単価と繫忙日の高単価をバランス良く販売することができ、中盤以降も連日満室に近い日を維持」、「FITの取り込み強化を目的として国内OTAの販売に注力。国内OTAは販売室数・ADRともに前年を上回る販売」などのコメントが寄せられた。
〈用語解説〉
●OCC(Occupancy Ratio):客室稼働率
●ADR(Average Daily Rate):1日1室当たりの客室平均単価
●RevPAR(Revenue Per Available Room):1日1室当たりの客室売上高
※RevPARは客室販売における最重要指標、RevPAR=OCC×ADRで算出
(例:客室稼働率50%×ADR 20,000円=RevPAR 10,000円)
〈調査区分〉
北海道、東北、北関東、東京フルサービス型、東京宿泊主体型、南関東、甲信越・北陸、東海、近畿(京都・大阪含む)、京都、大阪、中四国、九州、沖縄の全14エリア
〈算出条件〉
●今回の数値は小誌・稼働率調査において「該当月および前年同月」の「客室稼働率およびADR」の計4項目すべて回答のあるホテルのみを用いて算出。そのため、開業1年未満のホテル、前年同月に休館したホテルなどは含まれず。
〈備考〉
小誌「月刊ホテレス」2026年9月号では連載「全国都市別ホテル客室稼働率」にて、26年6月の速報値(計137ホテルの都市別平均値)を掲載。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp