
小誌・月刊ホテレス独自調査「全国ホテル客室稼働率」の2026年5月結果がこのほどまとまった。今回、全国81ホテルの平均客室稼働率は80.1%(前年同月81.1%)、ADRは15,988円(同15,937円、0.3ポイント増)、RevPARは12,806円(同12,925円、0.9ポイント減)となった。
大阪エリアのRevPARの減少率が31.1ポイントと、昨年の大阪・関西万博の反動減が全国平均値に影響を及ぼしているものの、近畿を除いてのRevPARの平均値ではプラスに転じている状況である。RevPARのエリア別では沖縄9.1ポイント増、東京宿泊主体型8.7ポイント増、東海7.4ポイント増の順で並んだ。
各ホテルからは「中国半減、台湾倍増、韓国は前年並」、「毎週末のコンサートや平日にも人気アーティストのコンサートがあった」、「中国渡航制限による予約減」などのコメントが寄せられた。
〈用語解説〉
●OCC(Occupancy Ratio):客室稼働率
●ADR(Average Daily Rate):1日1室当たりの客室平均単価
●RevPAR(Revenue Per Available Room):1日1室当たりの客室売上高
※RevPARは客室販売における最重要指標、RevPAR=OCC×ADRで算出
(例:客室稼働率50%×ADR 20,000円=RevPAR 10,000円)
〈調査区分〉
北海道、東北、北関東、東京フルサービス型、東京宿泊主体型、南関東、甲信越・北陸、東海、近畿(京都・大阪含む)、京都、大阪、中四国、九州、沖縄の全14エリア
〈算出条件〉
●今回の数値は小誌・稼働率調査において「該当月および前年同月」の「客室稼働率およびADR」の計4項目すべて回答のあるホテルのみを用いて算出。そのため、開業1年未満のホテル、前年同月に休館したホテルなどは含まれず。
〈備考〉
小誌「月刊ホテレス」2026年8月号では連載「全国都市別ホテル客室稼働率」にて、26年5月の速報値(計136ホテルの都市別平均値)を掲載。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp