ホテルデータファイル 一般社団法人全日本ホテル連盟

全日本ホテル連盟、2026年5月客室利用率の速報値発表

 一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は6月10日、会員ホテルの2026年5月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は236軒の協力ホテルのうち115軒、調査結果は速報値となる。
 同調査によると2026年5月の全国平均は79.7%、前年同月81.6%と1.9ポイント減の結果となった。

 5月はほとんどのエリアにて前年割れの結果となり、今年のGWはカレンダーの配列上、土曜日を含む5連休となり、前半は好調であったものの連休後半にかけて伸びが鈍化傾向に。GWの連休明けの平日や週末に反動が色濃くでたことや、昨年から続く国際情勢が長期化していることもあり、月全体の稼働率を引き下げる要因になったと述べる。
 エリア別では近畿および大阪エリアにおける落ち込みが顕著となり、昨年に開催された大阪・関西万博に伴う一時期的な大規模需要があったことが影響。一方、東京都ではGW明けからのインバウンド需要が好調であり、台湾、韓国に加えて欧米から集客増の傾向となった。このほか北陸エリアではGWより石川県の国内外観光需要での稼働が高く、エリア平均を押し上げたと担当者は述べる。

―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp

HOTERES編集部

編集部

ホテル専門メディア『HOTERES』の編集チーム。創刊60年の専門誌「月刊HOTERES」と「HOTERES Digital」を横断し、経営、開発、投資、ブランド戦略、運営、食、人材といったテーマを軸に、取材および調査・分析を行っている。業界をリードする経営者やトップマネジメント、事業者・運営会社・投資主体への取材に加え、日本国内のホテル新規開業動向、ホテルチェーン一覧、売上高ランキングなどのデータ収集・整理を継続的に実施。マーケット・リサーチの視点も取り入れながら、ホテルを取り巻くビジネスの構造や意思決定の変化を多角的に提示している。